●● 親に遺言を書いてもらう方法 ●●
遺言を必要とする人はいます。
でも、親は関心がありません。。。
ポイントは、①元気なうちに ②冗談っぽく 切り出すことです。
1 子が自ら先に書く
自分より若い息子や娘がすでに遺言を書いていると知ったら、親は普通、驚くはずです。
親として当然のことをしていること旨を、自分の親にも知ってもらいましょう。
2 有名人や周囲の人の相続を話題に
年に数回は、テレビでも相続問題を取り上げたり、有名人の相続トラブルが起きるものです。
また、近所や知人の相続も話題にしてみましょう。
その機会に、遺言の有用性を話題にしてみます。
3 エンディングノートを贈る
エンディングノートには法的効力はありませんが、誕生日か何かに、エンディングノートに「遺言書キット」が附属しているものを贈ってみましょう。
一つのきっかけになるかも知れません。
4 今日は何の日?
11月15日は「いい遺言の日」、4月15日は「遺言の日」です。
話題作りにしてみましょう。
5 誕生日に遺言をねだる
誕生プレゼントを贈るついでに、遺言をおねだりしてみましょう。
親の反応次第では、書かない理由も聞き出します。
そこで、遺言の有用性、必要性を説明しましょう。
6 遺言セミナーに誘う
最近では、相続セミナーや遺言教室など結構頻繁に開催されています。
機会をみて、一緒に参加してみてはどうでしょうか。
通常、知れば知るほど、遺言を書かなくてはならないと気付くはずです。
7 直接書いてほしいと訴える
どうしても遺言がないと困る相続人の場合は、直談判してみてはどうでしょうか。
遠回しよりも気持ちをストレートに理解してもらうことの方が、一番手っ取り早いかも知れません。
8 親孝行をしてみる
介護や家の整理や家事など、親に気に入れられることもきっかけになるかも知れません。
親もなにかしらお返しをしないと、などと考えるかもしれません。
9 一対一で話す機会を作る
親は子どもに対して兄弟姉妹でいろいろ思いも異なります。
夫婦(親同士)でも違います。
一対一なら話しやすいこともあります。
10 一泊旅行に行く
旅先や道中、場所を変えたり、のんびりと過ごす時間があるとじっくり話すことができます。